囲碁Q&A

     
Q.01囲碁ってどんなゲームですか?
  
  黒白に分かれて二人で行うゲームです。 361(19×19)の桝目を盛った碁盤(19路盤)に黒石と白石を交互に打って、最終的には囲った陣地(桝目の数)の多い方が勝つゲームです。入門者向けには9路盤・13路盤があり、短時間の石取りゲームとして楽しみながら覚えていけます。
  
Q.02 囲碁のルールってめんどうでは?
  
  ルールは下記五つだけで、説明を受ければ子どもにもすぐに理解出来ます。①打った石は動かせない ②陣地(囲った桝目の数)の大きいほうが勝つ ③石のまわりを囲まれるとその石は取られる ④打ってはいけない所がある ⑤取られたらすぐに取り返せない「コウ」と言う形がある。
  
Q.03 囲碁って、お年寄りのゲームってイメージがありますが?
  
  年配の方が多いのは事実ですが、いくつになっても楽しめるゲームと言うことでもあります。最近は子どもや女性の方にも人気が出てきて、都会では様々なイベントが行われています。 地方では女性向けはまだまだですが、子ども向けの大会はかなりさかんになってきました。
  
Q.04 囲碁センターの見学は出来ますか?
  
  見学はいつでも何回でも無料です。どんな方がどのように楽しんでおられるのか、百聞は一見にしかずです。
  
Q.05 囲碁を全く知らないのですが、大丈夫ですか?
  
  囲碁が初めての方や初心者の方には席主による「レッスンコース」を用意しています。 詳しくは営業案内をご参照下さい。思い切って最初の一歩を踏み出しましょう!
  
Q.06 無料体験出来ますか?
  
  「レッスンコース」ではホームページオープンを記念して、1ヶ月間の無料体験キャンペーンを始めました。 まずは見学されて、無料体験を経てから始められたらいかがでしょうか。
  
Q.07 「レッスンコース」の内容は?
  
  子ども・高齢者・入門者・初心者を問わず、その方の経験・棋力に応じて、その方に合った方法で親切丁寧にレッスンしています。
入門者の方には初歩から、その方の進度に合わせて、分からない所は繰り返しレッスンしています。ある程度の基礎が身に付いたら、ゲームとして楽しんでいただきます。
入門レベルを卒業された初心者の方には、対局を通じて基本的な戦い方のレッスンを行います。対局中のヒントや対局後の全体的なアドバイスなどを通じて、簡単な定石・手筋などの技術と、布石などの戦略、さらには大局観を養っていただきます。
3級程度になったら一般対局者との対局が可能となります。レッスン継続でも卒業でもご自由に!
  
Q.08 何歳位から習い始めることができますか?
  
  5歳以上が目安です。最初は入門者用の9路盤(9×9=81の桝目)を用いて、石取りゲームの楽しさに触れてもらいます。次に13路盤を用いてゲームをしながら碁の基本を覚えてもらいます。慣れてきたら正式な19路盤を用いて、戦い方や簡単な定石・布石・手筋などに親しんでもらいます。 子どもは大人よりも理解が早いので、すぐに上達します。覚える時期が早ければ早いほど、楽に強くなります。
  
Q.09 子どもにはどんな効用がありますか?
  
  囲碁の学習を通じて、脳を鍛える・集中力を鍛える・先を読む力を付ける・判断力を鍛える・大局観を養う・礼儀をわきまえる・我慢を覚えるなど、子どもの頭脳的・精神的な成長に大きな効用があります。 アタマが柔らかい内に基礎をマスターしておけば、受験などで中断したとしても再開した時に覚えているものです。
  
Q.10 囲碁はアタマが良くないとだめですか?
  
  アタマの良し悪しを学校の成績で判断するのは一面的な見方だと思います。学校の成績には計算的分野を司る左脳の関与が大きく、囲碁では芸術的分野を司る右脳の関与が大きいと言われています。 囲碁では部分的な読み・記憶力よりも、発想や場面に応じた判断力・大局観の方がより大事です。難しそうだと尻込みせず、お気軽にチャレンジしてみたらいかがでしょう。
  
Q.11 高齢者でも大丈夫ですか?
  
  昔から「60の手習い」と言われていますが、現代では「70の手習い」とも言えるでしょう。老後の楽しみとボケ防止を兼ねて始められる方が多いです。
  
Q.12 高齢者にはどんな効用がありますか?
  
  アタマを使う・指を動かす・対局者と会話をする・判断力や記憶力を持続させることなどでボケ防止になると言われています。 さらに碁会所に通うことで軽い運動にもなり、体力の維持にもつながります。当囲碁センターでも80代の方が元気に楽しんでおられます。
  
Q.13 囲碁って、結局は強い人が勝つのでは?
  
  実力に応じてハンディがあるので、弱い人も強い人と互角に勝負できます。実力が2級(段)違う場合、最初から黒石を2個(実力が同じ場合より余分に1個)置いてからゲームを開始します。
  
Q.14 実力が同じ場合は先に打つ黒の方が有利では?
  
  対局者の実力が同じ場合は先手(黒番)が後手(白番)よりも有利なため、「コミ」と呼ばれるハンディを課します。 「先番六目半コミ出し」と表現します。つまり、先手は七目勝てば半目勝ち、六目勝ちでは半目負けとなります。
  
Q.15 囲碁って世界的にはどうなんですか?
  
  日本では約300万人、世界では約70の国や地域で4,000万人以上の方に楽しまれているそうです。世界的には子どもにも女性にも人気があるそうです。
  
Q.16 囲碁ってスポーツの一種?
  
  2010年11月に中国広州で開催されたアジアオリンピック評議会他主催の「アジア競技大会」で、初めてスポーツとして認定され、団体戦と男女ペア戦が行われました。日本代表としてプロ棋士男女10名が参加しましたが、残念ながら韓国・中国に次ぐ銅メダルに終わりました。韓国・中国では若年層が厚く、日本のプロでもなかなか勝てないのが現実です。ただ、日本でも10代・20代の有望株が多数育っており、今後の活躍が期待できます。将来、オリンピックの種目に認定されたら嬉しいですね。
  
Q.17 アマ向けの世界囲碁大会ってあるんですか?
  
  2011年5月に開催された「世界アマチュア」選手権戦では、84歳の平田さんが若手の強豪をなぎ倒して日本代表となり、ビックリニュースとなりました。 残念ながら5位にとどまりましたが、平田さんのご活躍に勇気づけられた方も多いと思います。 1位中国、2位韓国、3位アメリカ、4位フランスの選手でした。
  
Q.18 子供向けの大会は?
  
  子ども向けの全国大会は「文部科学省大臣杯」や「くらしき吉備真備こども棋聖戦」などが開催されています。地方大会は福岡県では県主催の大会ほか、福岡市・久留米市・北九州市などで開催されています。佐賀の祐徳神社や福岡の櫛田神社・大宰府天満宮などの大会にも、たくさんのこどもさんが参加されています。